こんにちは、ぱすっとです。
新小6組み分けテストの結果が出て、6年生から始まる土曜特訓のクラス分けが発表されています。
SAPIXの6年生を経験するのは初めてですがクラス分けについて思うところがありました。
少し辛口になってしまいますが、、、。
目次(クリックで飛べます)
夢を見させるSAPIX土曜特訓のクラス
難関校がずらっと並んでいる
偏差値順に上からクラスが分けられています。
本人の志望校とは関係なく、上から偏差値順に分けられているのみです。
コースの学校名は地域の志望者の多さが反映されていると思います。
男子は一番上のレベルが、筑駒・開成・麻布など、女子は桜蔭・女子学院・慶應などになっています。
それらは1コースだけでなく偏差値順に校舎によっては3から4コースまで分けられています。
やる気を出させる為でしょうが
偏差値の輪切りを見ていますと、1コース目は納得の合格可能性の高い子達が揃っていると思います。
しかしながら、4コース目となるとどう考えても厳しいだろうな、という偏差値群です。
今から成績が爆上がりする子もいるのかもしれませんが多くはないでしょう😆
だいぶ夢を持たせる冠名がついているなと思います。
子供の偏差値からするとかなり背伸びした学校名がついているコースに所属するケースも多々あると思います。
一番下の偏差値帯でも名門校
一方、どんなに偏差値が低くても中々の名門校の名前が入っているコースに入る事になりそうですが、正直合格するのは厳しいと思ってしまいます。
頑張っていれば名前のついているコースに受かりそうと思わせるというか、退塾を防ぐ為かわかりませんがこれまたやる気を出させるシステムです。
子供のレベルより上の学校群を提示することで、塾側にデメリットはないのかもしれません。
子供も親も夢と希望を持って新6年生を迎えることになります。
↑読解力は訓練可能ですし、本を読む習慣がなくても改善します。
華々しい合格実績の陰で
やる気を出させるのは良いと思いますし、これから成績が上がっていく子も勿論いるでしょう。
しかし夢を持ちすぎて現実が見えてないと、併願校選びも適切でない可能性が有り得ます。
どう考えても合格が厳しい偏差値帯の子にも夢を持たせる事の是非を考えてしまいました。
驚異の合格実績の陰には大量の不合格者が毎年いる筈です。
また、全然希望していない上のレベルの学校名のクラスに入り、ひょっとして合格できるかも?と思わせるところも正直微妙です。
まとめ
仮に実力より上のレベルの学校に運よく合格したとしても入ってからついていけるか心配になります。
進学校であれば合格がゴールではなく、大学受験に向けてスタートな訳ですから。
別にSAPIXでなくても、最終的な入試の結果が芳しくない場合の塾の先生の言葉は「力及ばず申し訳ありませんでした」という事でほぼ終わりです。
毎年毎年、それが繰り返されている事でしょう😅
親は我が子の事を良く考えて冷静に志望校を考えていきたいものです。
本日もお読み頂きありがとうございました。