こんにちは、ぱすっとです。
一般的な高校受験か全国的には少数派の中学受験かどちらにしようかというのは悩ましいテーマだと思います。
我が家の上の子は中学受験を選んだのですが、こんなことになるとは子供の小学校3年生の後半まで全く想像しておらず自分でもびっくりしています。
その一つとして高校受験の為の内申書について思った事があります。
目次(クリックで飛べます)
中学受験と高校受験の違い(内申書の観点)
自分のケース
私は地方出身で県立を第一志望とした高校受験からスタートするのが当たり前の世界でした。
2人ほど隣の自治体まで中学受験しに行った友達がいました。
受験後に聞いてそんなものがあるのかとビックリしたのを覚えています😅
「一緒にローラースケートをしてたのに!」って感じでした。
中学生活は内申をどこかで気にしながら過ごしていました。
雄弁な同級生が文化祭みたいな機会に「私は制服は嫌いだ!」という演説をして、皆の喝采を浴びているのを見てこいつ内申大丈夫なんかなと心配したものです。
結局彼は県立の志望校に合格しました。余計なお世話で影響はなかったようです。
ちなみに私はその学校に落ちてしまいました。思い返すとトラウマですね。
そこから這い上がってきてるとは思うのですが、、、。
今はつめいり制服がカッコいい👌みたいで時代は180度変わりました。
不良も当時は一杯いましたが今の都会にいませんよね😓
上の子の小学校の成績表からの疑問
我が家は夫婦とも地方出身で中学受験の経験はありません。
首都圏は中学受験が盛んで子供の学校も3分の1程度受験するらしいとは聞いていました。
3年生の学期末の成績で疑問を感じることがありました。
社会の成績が日頃のカラーテストが高得点で、たまにある学力テストも点数がいいのに何で成績は普通になるのか不思議でした。
たまたま先生と話す機会があり思い切って聞いてみました(鬱陶しい親!?)。
今思えば新任の先生でしたが紳士的に普通に聞きました。
決してモンスターペアレンツ的なものではありませんので、引かないで下さい😆
判明したのは最終的に教科ごとにつく成績の内訳が細分化されており、そこの知識という項目には◎がついているがその他はなく、結果としてトータルでは普通の成績になっているのでした。
先生はその時「中学校はもう少しペーパーテストの成績の比重が大きくなるかと思います」と言っていました。
最終的に上の子は中学受験しまして、四谷の偏差値60強の学校に通っていますが、小学校の成績においては副教科は優秀でしたが国語、算数、理科、社会の成績は全て極めて普通です。
関心・意欲・態度
関心、意欲、態度3点の影響は成績評価に大きく影響することでしょう。
上の子は積極的に手を挙げるタイプではありませんでした。
子供に「手を挙げてみたら?」と軽く言った事もありましたが性格もあるでしょうし、無理強いするのもおかしな話です。
これは中学に入ってから高校受験でマズイ影響が出るかもしれないと思い心配になってきました。
中学受験についてはお金が安そうな公立中高一貫校が、おぼろげながらお得感があるなと思っていた程度の知識でした😅
3年生の学期末の成績を見て疑問を抱き、手遅れになってはマズイ、選択の幅をと思いました。
春休みにバタバタと日能研の春期講習を申し込んで通いました。
開始ぎりぎりのタイミングだったので受講できるのは大手塾の中で日能研のみでした😊
SAPIXはとっくに募集停止になっており入室自体もできません😅
高校受験について調べてみると内申書の影響で受けたい学校も受けられなくなる可能性がある。
内申が足を引っ張って公立の志望校の水準を下げざるを得なくなる等マイナス面が見えてきました。
テレビで芸人のお嬢さんの池田レイラちゃんが高校受験を頑張るという特集がありました✨
中学3年生から心を入れ替えて頑張っても公立受験は1年生からの内申書の影響が大きく、そのせいで厳しい結果になったのではないかと感じました。
再チャレンジ出来ないシステムになっているんじゃないか。
関心・意欲・態度など明確な基準はないでしょう。
先生の顔色を伺い、気に入られようと忖度する🤣
地域の夏休みのラジオ体操に中学生が来ている😲何故なのか?
疑問に思っていると終了時に「カードにハンコお願いします」と言う。
地域に貢献しているという内申の為のアピールではないのかと。
本当に大変で気の毒になります。
ノート提出では先生の書いた板書を丸写ししてカラフルに整える。
きれいなノート作りが学力の向上に直結するとは思えない。
テレビでお笑い芸人のパンサー尾形さんが一生懸命ノートを先生の板書の通りにカラフルに取っているのに、記憶には残っていないのをやっていました。
真面目にきちんと座って授業を受けてるのに効果が上がらないのは辛すぎます😅
私は昔、塾でノートを取らない凄いやつに会ってビビった事があります。
ノートを取るも取らないもその子次第でいいのではないのか。
運動部を一度入ってから辞めると影響がデカい。提出物など一瞬たりとも気が抜けない。
学校の授業が終わって部活動をやり、それから塾に行って勉強する。
本当に中学生は頑張っていると思います。
ちょっとでも何か先生の気に食わない態度を取ると「お前覚えとけよ」と言われたりする(これは私の時代もありました)。
美術の評価などどうやってつけるんでしょうか?先生の気に入り具合もありますよね。
ピカソや岡本太郎のような天才がいい評価がつくとは到底思えません。
副教科全部で高評価は難しい
副教科が人生を豊かに送るのに本当に大切であり、真剣に取り組まなかった教科があったことに私自身大きな反省はあります。
しかし内申で主要教科の2倍の評定がつくとか意味がわかりません😆
音楽や家庭科も全部高評価など超人であり、そういう子しか私立の併願確約が取りにくい。
結果、行きたい県立校を受験できなくなり不本意にレベルを下げることになる。
勉強は興味もあってやるけど鉄道オタク男子などにはかなり不利でしょう。
大学附属校など内申が関係ない実力勝負のところも受けれるが数も多くはなく一部です。
先生が子供達に言うことを聞かせ反抗させないようにするためのシステムに思えてくる。
会社の人事評価みたく、公立中はゴマすり忖度サラリーマン養成所みたいです。
アインシュタインやスティーブジョブズが生まれそうな土壌ではない。
その点、中学受験は一部を除き純粋に試験の点数で平等に決まることが多いです。
サラリーマンには必須の忖度力ですが
忖度はサラリーマンには大切な能力でしょう。
ゴマすり社会は日本のみならずアメリカはもっと露骨です。堂々とやるので清々しいです。
ボスの評価を得るために奥さんの誕生日も記憶しておりプレゼントを欠かさず送る。
広い庭の手入れの為にいい芝刈り機あるんです、今度持っていきますよとゴマをする(もっとえげつないのも見ましたがほどほどにしときます)😅
人事権がボスに一任されている環境もあるかもしれませんが、ああいうのを見ると全世界共通なのかと思ってしまいます。
中学校の先生は問題を起こしそうな子達を表に出さずに預かっていることに使命感を持ってらっしゃる方もいるようですよ。
落ちこぼれをださない事が第一で学力向上どころではない。
受験校選びの為どこら辺の高校に行けそうか尋ねると、塾に行って確認して下さいと真顔で言われる。
ちなみに地域密着の塾は中学校の先生ごとの中間、期末テストの過去問もありその対策を売りにしている。
塾の先生も冷静に考えると忸怩たる思いだろうが生徒の将来の為と仕事だし対応するしかない😆
最後に
小学生のお子さんのお持ちの方は、中学受験もちょっと考慮してみてもいいのではないでしょうかという話でした。
自分のような地方出身で昔ですが経験した者としてはここまでひどくなかったように記憶しています。
ただ中学受験はお金はかかりますし、デメリットも勿論あります。
もうお子さんが中学生になっていたら高校受験に向けて出来る範囲で頑張ろうと伝えてあげて下さい。
忖度上等!ゴマすり上等!言いたいことはグッと堪えて頑張って下さい。
反抗期にはキツイですが私もそうでした。
忖度力は社会人になれば必要な能力なことは間違いないですし、身についてると人間関係でかなりの仕事で有利なはずです!